◎公演は、大変多くのお客様に恵まれ終演致しました。ご来場いただきましたお客様、誠にありがとうございました。
■バッハ・コレギウム・ジャパンはじめ、国内外の幅広いフィールドで活躍する声楽家・渡辺祐介氏を音楽監督に迎え、2012年に結成された合唱団「マヨラ・カナームス東京」。第3弾となる演奏会では、「2人の天才が描く聖母マリア」と題し、古典派の二大巨匠ハイドンとモーツァルト珠玉の音楽をお届けします。
マヨラ・カナームス東京 第3回定期演奏会
「2人の天才が描く聖母マリア -ハイドンとモーツァルト-」
■2016年1月24日(日) 13:30開場 14:00開演
■渋谷区文化総合センター大和田・ さくらホール
・シューボックス・2層バルコニー形式/ 735席
・東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷駅より徒歩5分
【演目】
■W.アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
- ≪御神の御母なる聖マリア≫ Sancta Maria Mater Dei K.273
- ≪処女聖母マリアのための連祷≫ Litaniae Lauretanae BMV K.109(74e)
- ≪ミサ・ブレヴィス(パストラル・ミサ)≫ Missa Brevis K.140(Anh.235d)
休憩15min.
■ヨーゼフ・ハイドン Joseph Haydn (1732-1809)
- ≪スターバト・マーテル(悲しみの聖母)≫ Stabat Mater Hob.XXbis
※本公演では、オーケストラはオリジナル楽器を使用し、クラシカルピッチ(A=430Hz)にて演奏致します。
【出演】
渡辺祐介(指揮/音楽監督)
澤江衣里(ソプラノ)、平山莉奈(アルト)、渡辺大(テノール)、加耒徹(バス)
マヨラ・カナームス東京(合唱/管弦楽) ※出演者プロフィール
「マリアのための音楽に駄作なし」
このように語られるのは、まるで何か大きな力に導かれるかのように、数多の作曲家から次々と傑作が生み出されたからに他なりませんが、古典派音楽を代表する作曲家、ハイドンとモーツァルトもまたその例に漏れません。
そこで、「聖母マリア」をテーマにお届けする『マヨラ・カナームス東京 第3回定期演奏会』では、まず前半に燦然と音が紡がれたモーツァルトの珠玉の小品群を、休憩を挟んでの後半には、全14曲、ハイドンが自身の病からの快復を感謝し捧げた渾身の大作、≪スターバト・マーテル≫(悲しみの聖母)を演奏致します。
古典派の同時期に生きた2人の天才によって描かれた「聖母マリア」は、いかなる姿だったでしょうか。啓蒙思想が育まれ、市民階級にまで音楽が浸透し始めた彼らの時代に思いを巡らせ、どうぞごゆっくりご鑑賞ください。