マヨラ・カナームス東京 第2回定期演奏会
2015年1月24日(土) 18:30開場 19:00開演
◎音楽団体の立ち上げ第2弾となる本演奏会では、バロックの最先端、イタリア・ヴェネツィアが生んだ「2人のアントニオ」 ヴィヴァルディとカルダーラに光を当て、バロックの陽と陰の様式美に迫ります。演奏会前半では、ヴィヴァルディの遺した代表的な宗教曲≪グローリア ニ長調≫を中心に、華麗なソプラノアリアなども交え、ヴィヴァルディらしい伸びやかで快活な旋律をたっぷりお愉しみいただきます。また後半には、カルダーラの知られざる名曲≪悲しみのミサ曲≫を意欲的に取り上げます。伝統的なラテン語のミサ典礼文に拠り、また全体に底知れぬ哀しみを帯びながらも、充実した和声と起伏に富んだ曲想を併せ持つ、歴史的な価値を感じずにはいられない珠玉の作品です。共に同時代を生き抜いた2人の作曲家の、豊かな色彩美とその陰翳の奥深さに思いをはせてどうぞご鑑賞下さい。
■アントニオ・ヴィヴァルディ Antonio Vivaldi (1678-1741)
- ≪クレド ホ短調 RV 591≫ Credo in E Minor RV 591
- ≪深紅色で描かれた女 RV 642≫ Ostro picta, armata spina RV 642
- ≪グローリア ニ長調 RV 589≫ Gloria in D Major RV 589
休憩15min.
■アントニオ・カルダーラ Antonio Caldara (1670?-1736)
- ≪悲しみのミサ曲≫ Missa dolorosa
◎チケットの発売要項等の詳細は、近日発表予定です。どうぞご期待下さい。