鹿児島県出身。東京藝術大学声楽科卒業、同大学院独唱科を修了。在学中に武藤舞賞、松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞し、第83回読売新人演奏会に出演。2015年より渡仏し、パリ地方音楽院、オーベルヴィリエ地方音楽院でバロック声楽を専攻し、フランス歌曲をマリークロウド・ソラネ氏に師事。モンテヴェルディ《ウリッセの帰還》(ステファン・フュジェ指揮)でオペラデビュー後、パーセル《ディドとエネアス》(エレーヌ・ウゼル指揮)、ヘンデル《リナルド》(鈴木優人指揮)に出演。2019年パリでリサイタルを開催。ヴィヴァルディ《ティト・マンリオ》《グリセルダ》、ヘンデル《セルセ》、パーセル《妖精の女王》(各コンサート形式)、カナダ・モントリオール国際声楽祭、名古屋国際音楽祭、北とぴあ国際音楽祭、BCJ《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》《復活祭オラトリオ》《昇天祭オラトリオ》等でソリストを務めた。ブクステフーデの作品を主軸に「Bona Musicae Membra」としてアンサンブルや、その他宗教曲のソリストをはじめ、フランス歌曲や現代音楽作品まで幅広く演奏している。